「タッチウッド」とは、心が落ち着かずざわざわするときに、指で木に触れて心を落ち着けるというアイルランドの言い伝え。樹木を神と崇めてきた日本人にもとてもよくわかる。

だったら、しむかっぷの木でこの「タッチウッド」を作って、東北関東大震災の被災地へ贈ろう。その呼びかけに、たくさんの方が集まってくださいました。

大震災から3週間。被害の全貌が明らかになるにつれて、それぞれが心の持って行き場を見つけられずにいます。大人も、子供も。

これから日本はどうなるんだろう。私たちは何ができるんだろう。

でも、集まって被災地のことを思い、お話しながらタッチウッドを作ることで、少しだけ元気になれました。

このタッチウッドが、被災されたみなさんに届きますように。

そして、ほんの少しでも、被災され傷ついた皆さんの心を癒すことができたら…。