ふふふ活動の記録 2012年3月24日 鬼峠フォーラム
< 2012年3月24日 鬼峠フォーラム >
   

今年も多くの方が集まってくださいました。昨年は東日本大震災の翌日でしたので、峠越えは中止としましたので、2年ぶりの峠越えとなりました。

   

長い列を作って鬼峠を越えます。先頭はラッセルが大変ですが、後ろの方は足元はほとんどぬかりません。

   

旧鬼峠頂上付近にあるハリギリの巨木です。きっと昔の方々もこの根元でひとやすみされたのではないでしょうか。

   

占冠の素晴らしい森の中を行列が進みます。

   

4時間近くかけて無事峠越えを完了しました。ワークショップから参加の方と合流してニニウ神社へ向かいます。

   

ニニウ神社の小さな祠はご覧のとおりです。壊さないようにみんなで丁寧に雪下ろしをしました。

   

雪下ろしのあとは、恒例の雪上奉納相撲です。今年は河鍋さんが横綱に。

   

女横綱はボディ子こときみちゃんです。はじけてますね!

   

峠越えを肴に、観音さん、勝美さんの地元素材の料理と、みなさんの持ち寄りで豪華な宴となりました。会田さんが、今年も生まれ育ったニニウへの思いを語ってくれました。

 

しむかっぷコミュニティのみなさん、こんにちは。

雪に日が反射してとても眩しいしむかっぷです。
いよいよ春の気配がしてきました。1年で一番うれしい季節です。

さて、昨年の鬼峠フォーラムは3月12日、そうまだ東日本大震災の全貌が明らかになっていない中での開催でした。大地が怒っていると感じた私たちは峠越えを中止し、鬼峠の解説やドラマの鑑賞に切り替えて開催しました。湯の沢での交流会を終えて帰ってみると、原子力保安院のトンチンカンな記者会見が行われていて、その後原発事故の情報収集に追われたのを覚えています。

立松さんの報告こちらです http://www.onitoge.org/ninew/2011forum/

あれからあと1週間で1年、被災地にも2度足を運んで自然の力のとてつもない大きさを感じ、人間の営みもその一部でしかないとあらためて感じました。そして復興の最も大きな力となるのはお金や物資ではなく、人の心やつながりだと学びました。(もちろんお金も必要です)
今年の鬼峠フォーラムは、厳しい自然の中で寄り添って生きていたニニウ集落の暮らしを、あらてめて思いながらの鬼峠越えになります。

村はエゾシカの処理加工施設の建設や、湯の沢温泉の民間委託などいろんな動きがあります。いずれも地域の資源を見直して自らの暮らしを豊かにすることを基本に、交流人口も増やしていこうという試みで、展開が楽しみです。

どうぞ、今年もご一緒しましょう。峠越えにチャレンジされる方、ワークショップや交流会のみの参加も大歓迎します。おいしいエゾシカとワインももちろんご用意しています。

このメールは転送いただいて結構で_______________________________

鬼峠フォーラム2012 (占冠村公民館・自主創造プログラム)

主旨 

今はなき、占冠中央からニニウへ通じる「鬼峠」。すべての人、すべての物資が通ったこの峠をスノーシューで辿り、朽ち果てそうなニニウ神社の小さな祠の雪下ろしをして、奉納相撲をとる。陸の孤島といわれた占冠からさらに3時間の地ニニウで暮らした当時の人々と心を通わせ、現代の豊かさを問う。そして地域の未来を考える。震災から1年、本当に大切なものは何か。

「鬼峠とは…」
昭和56年まで鉄道もなく陸の孤島といわれた占冠。ニニウはその占冠からさらに鬼峠を越えて3時間の集落だった。現在の鵡川に沿った占冠〜ニニウ間の道が出来たのは昭和35年のこと。入植のはじまった明治41年からこの道が出来る昭和35年まで実に50年以上、最盛期には30戸もの人々が住んだニニウへの唯一の道がこの「鬼峠」だった。この道を通り、夢を求め入植した家族、嫁いできた女、逃
げていった男、すべてのひと、すべての物資、そしてひとびとの夢や想いも、すべてこのまぼろしの峠を越えていったのだ…。
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日程 2012年3月24日(土)

24日(土)

●鬼峠越え

今年は、一直線にニニウへ向かう明治時代の初代鬼峠「鬼コース」を辿ります。下りはかなり急な道となりますので、5〜6時間程度雪の上を歩くことができる体力が必要です。(※今年は積雪が多く、当日の気温次第で雪崩の危険性があると判断した場合は、新鬼峠に変更する可能性があります)

08:00 道の駅しむかっぷ集合 オリエン
08:15 鬼峠入り口まで歩いて移動
08:40 峠越えスタート
11:30 鬼峠頂上到着 > 昼食(各自弁当・保温の工夫を)
12:00 下り出発
14:00 ニニウ到着 ニニウワークショップ参加者と合流 

●ニニウワークショップ

13:00 道の駅集合
13:10 ニニウの歴史などバスの中で学びながらニニウへ
14:00 ニニウ着<鬼峠越え組と合流> ニニウ神社雪下ろし 雪上奉納相撲
15:00 ニニウ発

●鬼峠座談会&交流会(コミュニティプラザで開催 ※道の駅隣接)

16:30 コミュニティプラザ着 座談会準備開始(調理室&和室)
17:30 鬼峠座談会
18:00 鬼峠交流会

交流会では、鬼峠、それぞれの想い、峠越えの感想などひとことスピーチ。ニニウ食やエゾシカを楽しもう(観音さん&勝美さんのしむかっぷ料理)みなさんからの1品持ち寄りをお願いします(できれば占冠の昔からある料理・地元素材を使ったもの)

21:00 終了 2次会
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参加費
●ニニウワークショップ 無料
●鬼峠交流会      2500円(何か1品持ちよりをお願いしています)
  お酒飲む方      1000円(持ち寄り歓迎します)
●宿泊(コミプラ和室・男女別相部屋)+朝食 2000円
合計(すべて参加の場合)5500円
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●申し込み 

お名前(          )
参加日程(全日程参加・部分参加)
部分参加の場合 鬼峠越え・ワークショップ・交流会
宿泊(する・しない)
その他質問事項など
※占冠駅から交通手段のない方などご相談ください。

調理隊のお手伝いいただける方も募集中です。

申し込み先
占冠村公民館(教育委員会) 竹内清孝さん
TEL:0167-56-2183 FAX:0167-56-2886
mail:kiyotaka.takeuchi@vill.shimukappu.lg.jp

締め切り 2012年3月16日(金)
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●持ち物

◆鬼峠越え参加の方
スノーシュー、ストック、お弁当(保温の工夫を)、飲み物、携帯食、防寒着、
着替え
※プローブ(ゾンデ棒)、携帯ショベルをお持ちの方はお願いします。
※スノーシューレンタル希望の方は事前にお申し込みください。
◆ワークショップ参加の方
雪の上を歩ける格好、防寒着
◆交流会
マイ箸、マイカップなどあればお持ちください。お持ち帰り用タッパも各自お持ちください。2次会用お酒、おつまみ差し入れも大歓迎です。
◆ワークショップ参加の方
あればスノーシューなければ長靴、雪の上を歩ける格好、防寒着
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